屋根工事には、傷んだ部分だけを直す方法から屋根全体を更新する方法まであります。見た目が似た症状でも、屋根材や防水層、下地の状態によって適した工事は変わります。
屋根工事の代表的な4つの方法
| 方法 | 主な内容 | 検討する状態 |
|---|---|---|
| 部分補修 | 割れ、ずれ、棟板金など必要な範囲を直す | 傷みが一部に限られる場合 |
| 屋根塗装 | 下地を整え、屋根材の表面を塗装する | 屋根材と下地が塗装に適した状態 |
| カバー工法 | 既存屋根の上へ防水層と新しい屋根材を重ねる | 既存下地を利用できる場合 |
| 葺き替え | 既存屋根を撤去し、下地から確認して更新する | 広い範囲の傷みや下地確認が必要な場合 |
「安い方法」ではなく「状態に合う方法」で比べる
表面の色あせだけに見えても、屋根材の割れや防水層の傷みが隠れていることがあります。反対に、一部補修で対応できる場合もあります。現在の状態と今後の住まい方を確認し、工事範囲を決めます。
現地調査で確認したい場所
- 屋根材の割れ・ずれ・反り
- 棟板金と固定部分の状態
- 谷部、壁際、天窓など雨水が集まる場所
- 可能な範囲で小屋裏や室内側の染み
- 雨樋、軒天、破風など周辺部材
高所のため、点検は安全設備を用いた専門家へ依頼してください。訪問者に突然屋根へ上らせず、点検方法と撮影内容を事前に確認することも大切です。
見積りは工事名だけでなく工程まで確認する
使用する屋根材や塗料だけでなく、下地補修、防水シート、端部や棟の施工、廃材処分、足場の範囲が記載されているか確認します。複数案がある場合は、違いと選定理由も聞きましょう。
